仕事と心のDiary

デトックスのための文章

「孤独というのは、それを埋めてくれるものなど無くて」

マツコ会議』を見ていたら、婚活パーティ特集として、とある外科医の女性の生活が放送されていた。

 

毎日忙しく、時間が出来てもスキルアップに使ってしまうため、出会いを探す暇が取れずに長い間来たのだという。孤独に強い性格でも、ずっと独身でいるのは年齢を重ねてからさすがに寂しくなるのではと不安になり、「子供がほしい」「旦那さんがほしい」などの強い希望も特にないまま、とりあえず婚活パーティに参加したのだそう。

 

それに対する、マツコ・デラックスの言葉。

 

「女だから、女性だからということの後についてまわるのが、独身であることの居心地の悪さ。ある程度年齢を重ねていて独身だと、周りの目があって居心地が悪い世の中になってしまっている。けれど、それはだんだんこれから変化していくんじゃないかと思う。

 

自分を高めよう、何かを極めようと思ったらそれなりの時間が必要で、出会いなどに時間が取れないのは当たり前のことですよね。それに孤独というのは、それを埋めてくれるものなどは無くて、一生、誰といても付いてまわるもの。

 

結婚、しなくてもいいんじゃないのかしら。

 

もう帰りなさい。振り切った時に、意外とあるものなんですよ。」

 

こういうことを言ってくれる存在って、普段の生活範囲だと中々いないのが現実だと思う。

 

純粋に面白いと思うものが自分にあって、それを深めていきたいと思ったらそれなりの時間が必要だと思うし、そうではなくても、恋愛が苦手だったりうまくいかなかったりして、努力で実現できる資格やスキルアップを優先したくなるタイミングもある。

 

孤独に強い自覚がある反面、家族連れを見るとどこか寂しい気持ちになったり、親に孫を見せてあげられていない負い目などもある。そうした複雑な気持ちが、今の時代に独身として生きる女性のアンバランスさなんだと自分自身を通して感じることがある。

 

自分の性格と付き合っていくのは簡単じゃないけど、それでも他人の価値観まで背負う必要はないし、うまくいかない時、頑張ってる自分を責めていては駄目ですよね。足かせになるようなものはどんどん置いて身軽になりたいと思うし、そんな風に楽しんで生きる女性が増えたら素敵だと思う。