仕事と心のDiary

デトックスのための文章

そのために今、頑張っているんでしょう

疲れているのに眠れない。

 

ここ一年ぐらいは色々あって、こんな夜を何回ぐらい過ごしたのだろうと思う。仕事を始めてからもう何年も経つ。意味のあることをしたいと感じるようになった。少しでもいいから、こんな風になりたい、なろうと思えるものが周りにあってほしいし、頑張った先には成長した自分が居てほしい。

 

それは昔のようにただ無いものねだりなのではなく、自分なりに精一杯やる中で見えてきたこと。

 

左を向いても右を向いても、愚痴。聞かないようにしても、周りがつまらなそうに迷惑そうに仕事をしているのを見ているのは気持ちが沈む。自分もここに居たら次第に染まっていき、何年後かにはこうなるのかな。そんなことを思うと、未来など無いような気になってくる。「耳をふさぎたい」「もうここから早く居なくなってしまいたい」と思う。

 

ここで一緒になって愚痴を言いながら何年も過ごすことは出来てしまうと、以前は思っていた。変わるよりも変わらない安心感を選んでいた。

 

それが出来なくなってからの毎日は、苦痛で仕方がない。

 

愚痴を言っていて何になる? その時間に手を動かせば、定時にだって帰れる。時間を浪費したくない。明日のことすら分からない人生なのに。ここで使い捨ての「作業」にこれ以上時間を使いたくない。そんな風に思うようになってしまっていた。

 

周りの人はそれでも、それなりに頑張っているんだと思う。人それぞれ事情がある。それを理解することが私には必要なのかもしれない。それでも、ここから居なくなるために今、頑張ってる。そのために毎日頑張ってるんでしょう? と言い聞かせることが、今の私の最大の支え。

 

嫌なことを言われても、礼すら言われなくなっても、私は他の人に同じことをしたくない。人間性に年齢は関係ない。弱い人や頑張っている人に優しく、強い人に向かえるようでいるにはどうしたらいいのか。失礼な人に忠誠尽くす必要はなくても、頑張ってくれている人への優しさは絶対に忘れたくない。私にも気づくべきことがまだあるのかもしれないけど、今は、それぐらいしか分からない。