仕事と心のDiary

デトックスのための文章

Tシャツに書かれた文字とアイデンティティの危機

電車で前に立っていた女の子を見たら、「AMERICANA」と大々的にプリントされたTシャツの背中から、“Made in Jap”と書かれたタグが出ていた。

Made in USAの商品に「JAPANESE」というロゴは採用されるのだろうか? と考えてしまった。

 

文字がプリントされているTシャツには要注意だというフラグが自分の中にある。大人になってから着るものについては、特に。“lollipop”とかも響き的には「おいくつです?」と思うだろうし、“loneliness”なんて誘われ待ちっぽい。“J′ai soif”(のどが渇いている)なんていうのも見たことがあるけど、知らないうちに身体の状態を万人に公表しているなんて、恥ずかしいよね。

 

たまに欧米の方が「肉」とかって大きく書かれたTシャツを着ていたりするけど、だから? って思う。

 

よく分からないラテン系の言語や、絵記号のようなタイ語アラビア語系列にも要注意。分かる人には分かる、っていう世界は、分かる側に行かないと何かを失う気がする。

 

知らないということは、実は怖いことなのかもしれない。