仕事と心のDiary

夜になったら色んなものを脱ぎ捨てよう。

どんな自分でありたいか

上の人との面談。

 

上司は、私の不安要素を潰そうとして色んなことを話してくれた。理解されていないと感じてはきたけど、仕事とはいえこうやって付き合わせていることに申し訳なさを感じた。

 

そして、上司が改めて話してくれた内容は、私自身すでに分かっていたことだよな、と感じた。以前にも残業時間や月のスケジュールのこと、いつが休めないのかは話してもらっていたし、分かっていたことだよなと思った。

 

不安を解消させるのがリーダーにとっては仕事なので、「何が不安なの?」と一つひとつ聞いては、それを潰していく。

 

そうして一つひとつ解消されていくはずなので、気持ちが入れ替わるはずなのに、また「よし、勉強するぞ!」となるはずなのに、

 

「今まで解消してきたけど、あとは何が足りないの?」「何が不満なの?」と聞かれて、沈黙してしまった。

 

その時、私は多分もうここには戻れないな、と思った。

 

穴埋めみたいなことをされても解消出来ない、私にとって大切な、欠けていることがあるんだと気付いたから。

 

仕事がしたいかどうか、という前に、人材に対する会社の愛のない考え方に、ついていけなくなってしまった。

 

3年ぐらい前から退職については考えてきたけど、今年度、特にこの数か月をもって、決定的に愛社精神がなくなってしまった。

 

多分、自分が大きなミスもなく大切に回してきた数年に渡る担当業務達と、その日々の努力みたいなものを、無かったことのように扱われたこと。ちゃんと引き継がせてくれないのに、要求だけは高かったこと。それに耐えられなかったんだと思う。

 

実際に思った。私は、この数年で担当してきた自分の仕事が大事で、可愛かった。だからその幕を安心して降ろせるようにしたかった。なのに。

 

私のしてきたことは何だったんだろうと、虚しくなった。もうこの会社のために時間を使いたくない。

 

愛社精神などなくても、自分のステップアップのための踏み台だと思ってしまえばいい。そういう人もいると思う。

 

でも、私は自分が関わるものについて、ましてや正社員として関わるものについて、そこまで割り切れないのかもしれない。

 

スキルは確かに身につくかもしれない。何年かかけて。だけどその時間を他のことに費やしたら未来が変わる。自分が少しでも愛せるものに、自分の時間を使ったら?

 

難しい資格やスキルや安定より、自分の関わるものを愛せることの方が今の自分には必要なんじゃないかって、昔の自分のブログを見ていても思った。

 

多分自分に足りていないのは今は資格でも勉強でもなくて、自分のやりたい事から目を背けないことや、不要なものを置いていくということ。精神衛生上の課題も多いと思う。

 

「将来のことよりも、大切なのは今だよ。今がいつだって1番若いんだから、もったいないよ。希望が持てないのは駄目だよ。」という、家族からもらった言葉。

 

人の気持ちは手に取るように分かるのに、自分がどうしたいかが1番分からなかったというか、見ないようにしてきた。

 

でも今日ランチに行った同僚が、制約なく自由に自分のやりたい事について話していて、行動もしていて、本当に楽しそうで。

 

今の仕事をしていて楽しいことは何かを尋ねたら、本当に嬉しそうに色々話してくれた。

 

ああ、これがきっといい仕事をしてるってことなんだ、と感じた。もっと聞いていたいと思った。

 

人との出会いでこんなに元気をもらえるんだと思ったし、だから環境や出会いは重要なのだと思った。

 

「お金を稼ぐだけなら派遣でも、働き方はどんなのでもいいんじゃないかな。もし責任を持って楽しみたいのなら正社員かもしれないけど」

 

と話してくれて。

 

彼女は今の会社に入る前は派遣の仕事を何年かやって、その間に語学の勉強などもしながら、もう少しやりがいのある仕事がしたいと思うようになって正社員になったのだそう。

 

パラレルキャリアやフリーランスなど、どんどん個々に面白い働き方が増えていく時代。画一的に足並み揃えて1つのオフィスで長時間過ごして、みんな一斉に定年を迎え…という時代は終わり、誰もが希望するライフスタイルを追求できる未来になっていく。

 

彼女の話を聞いていたら、私は「○○でなければいけない」という思考にどれだけ囚われていたか、視野が狭まっていたかに気付いた。

 

大学を出させてもらったのだから正社員のレールから外れてはいけないとか、もういい大人なのだから迷ったらいけないとか、もう○○歳なんだからこうしなければいけないとか、

 

私にはそういう鎧が、もう本当に動けません!レベルでブ厚~くこびりついているみたい。しかも、自分では気付けないレベルで。

 

私は仕事が元々好きだったし、仕事は私にとっていつでも最重要だった。だから、仕事人生がそんな鎧だらけの自分をいつの間にか作り上げたんだと思う。

 

狭いオフィスの中で必死に毎日残業して、上手に生きていく手段を得られたとしても、新しい出会いもない。こんな風に生きている人がいるんだっていう発見がない。

 

私はあそこに居続けることでお金を稼いで賢く生きられる人間にはなれるかもしれないけど、多分私が好きな私にはなれない気がする。

 

自分が今まで必死に押さえて見ないようにしてきたものが、積み重なり、今の会社のサイズを超えてしまった。

 

あそこにいたら知ることができない、もっと色んな世界を見てみたい。

 

思い込みをなくす。ゼロベースで何かを考えてみる。こうじゃなければいけないなんて、自分だけの思い込みなのかもしれないから。