仕事と心のDiary

デトックスのための文章

退職後3ヶ月で見えてきたこと

つい3か月前までは仕事のことで疲弊しきっていた自分だけど、最近になって少しずつ和らいできた気がします。

 

運動が苦手で、働いていた時は土日すら運動せずに家でストレスに向き合うばかりだったのが、朝早く起きてウォーキングをしながら花や木々を眺める安らぎを知ったり。きちんと日の光を浴びて汗をかき、規則正しい時間にご飯を食べるだけでも、マイナスなことをあまり考えなくなります。

 

3か月前までは、とにかく「このままじゃいけない」「成長していかなければならない」という謎のプレッシャーがありました。

 

それは働いてきたこの約10年間多分ずっとあって、だから休むことも怖かったし、働くことがすべてという感覚でした。

 

HSPの武田友紀さんが、ご自身の動画の中で仰っていた「休むのが怖いっていうのは、成果主義の中で生きているということなんですよ」という言葉も、疲弊していた当初はどうもしっくりこない部分がありましたが、最近になってやっと実感できるようになってきた気がします。

 

「人生の時間は、年齢を3で割ると見えてくる」と、最近読んだこの本に書かれていました。

 

本当に必要なことはすべて「ひとりの時間」が教えてくれる (ミニマムリッチシリーズ)

 

例えば30歳なら30÷3=10時、60歳なら20時といった具合に、今の自分が人生のどの位置にいるのかが確認しやすくなると言います。

 

私は34歳なので、ちょうど正午に差し掛かるぐらいの年齢。これから始まる午後をどう過ごすかというタイミングなのだろうと思います。

 

過去にとらわれていると焦りも生まれるけど、こういう視点で自分の人生を考えると、やっぱり自分軸で納得できるように休憩を取ることは必要な気がします。

 

期待値が高すぎたとか、力不足だったとか、環境が合わなかったとか要因は色々あったと思うけど、私は3か月前まで、その場所にいる自分のことが好きではありませんでした。

 

恋愛でも言えると思いますが、その相手が好きかどうかというよりも、その相手と一緒にいる自分のことが好きか?という方が結局のところ大事な気がしていて、

 

自分が過ごす環境についても、それと同じことが言えるなと最近感じます。

 

その場所にいる、その人と過ごしている自分が、どんな姿なのか。

 

頭で考えてもよく分からないけど、なんだか自分はよく笑っている気がする。

 

人の優しいところによく気づいて、気持ちがあたたかい日が多い気がする。

 

なぜか苛々していて、人とも目を合わせなくなっている気がする。

 

不思議なことに渦中にいると自分ではあまり気づけないのですが、自分がどう感じているかっていうのを知ることって大事ですね。