仕事と心のDiary

デトックスのための文章

輝いて見えるものが自分に合っているとは限らない話。

社員旅行か…きついよなぁ、と感じます。でも、結構やっている企業があるんだなという印象です。求人の福利厚生などの欄を見ると、「社員旅行(年1~2回)」などと書いてある。何十年かで一巡して、再びブーム来たの?と感じます。

 

フリーランスのような働き方(コアタイム制や、ほぼ毎日在宅OKなど)の企業に多い印象なので、普段コミュニケーションがZoomなどのために、たまに旅行してコミュニケーションを取ろうってことなのかなと思う。

 

あとは、旅行を実施できるような環境(施設を運営しているとか、どこか特定の国と関連があって社員が出向きやすいなど)が整っているというのもあるかもしれません。

 

そういう企業のサイトを覗くと、若手ばかりというわけではなくても全体的にフランクで、和気あいあいとした雰囲気。年齢の垣根などもあまりないような印象で、ここに入ったらきっと皆いい人達で楽しいんだろうな、いいなと思う。

 

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…思うんだけど、ん?ちょっと待って、と自分に問いかけてみるわけです。ここは確かに素敵なんだけど、この写真の中に自分がいることを、本当に想像できてる?って。

 

たとえばフリーアドレス(※自席が決まっておらず、毎日好きな席を使う)で仕事しながら、休憩はシェアハウスみたいに、ソファで複数の同僚とラフに雑談。1か月に何回か開かれる立食ビアパーティ的なものに参加して、1年に1回の社員旅行に参加。

 

多分なんだけど、フリーアドレスは憧れでも、「私は」きっとそわそわする。シェアハウスみたいに皆でワイワイ話すのも憧れるんだけど、「私は」きっと、いつかそのオフィスを出て休憩に行くようになる。

 

ビアパーティは素敵だし経験もあるけど、「私は」きっと、2回目以降理由をつけていなくなる。社員旅行はサークルみたいで楽しそう。でも「私は」きっとその数か月前から、やだなやだなやだな誰と部屋一緒になるんだ~もう助けてコノヤロ~(乱)、って思ってると思う。

 

こんな風に働けたら素敵だなっていう憧れは憧れであって、自分がそれをやったら同じように輝くのかはまた別の話なのかもしれないなと思います。