仕事と心のDiary

デトックスのための文章

沢山の「したくない」をジュースで流し込む。

夜9時に飲む冷えた野菜ジュースがすごく美味しく感じる。

 

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仕事したくない。そうだ私、全然仕事したくないし、人とも別に関わりたくない。また働くの怖いと思ってたし、社会と関わりを持ちたいともあまり思わない。オンラインで誰かとずっと繋がってるなんて耐えがたい。私、そういう人だった。認めるか迷ってたけど、認めたら少し楽になった。

 

最初だから大変というのは確かによくある話だけど、自分の場合はそういうのあまり関係がない気もしてくる。時間に関係なく、私は集団の中にいる時にいつも心がざわざわする。どれだけの時間を過ごしても、サイズの合わない靴をいつまでも履いているような心地になる。結局、仕事している時はいつも「明日が来ないでほしい」などと思う。それが私だった。

 

無職の間、「やっぱり仕事したい」と思うことは結局無かったし、「また働こう」と思える時期もなかなか訪れなかった。生まれることは選べないのに、人は誰しも皆ある程度の年齢になったら働いてお金を得ることが前提とされている社会。前提とされていることが、自分にはままならない。それがどうしようもなく苦しくなる日々があった。

 

状況を楽しもう、とよく言う。「楽しい」って、心が穏やかで自然と喜びを感じられる状態のことだと思う。私は、楽しむために努力していることが多い。楽しむための余裕を作り出そうとして、結局苦しくなる。笑ってる時、しんどいと心は思う。そもそも「楽しむ」って元が楽しくないからやることだ、と考えてしまったりする。どうにもひねくれていると思う。

 

明日も仕事したくない。明後日もその先も、ずっと仕事なんてしたくない。誰とも会いたくない。繋がりたいとも思わない。今日は野菜ジュースと一緒に、そんな苦い思いも飲み込んだ。