仕事と心のDiary

デトックスのための文章

仕事を隅っこに追いやりたいなぁと思う話。

このブログを始める時、ブログのタイトルを決めるのにあまり悩まなかった記憶がある。『仕事と心のDiary』になったのは単純に、私の中で仕事の存在が一番大きかったからだった。私がもし親だとしたら、仕事は一番手のかかる末っ子みたいな存在だった気がする。

 

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仕事している理由って人それぞれだけど、今の私はまず、税金関係のことを会社がやってくれて、楽だから。そして、好きなことに費やすお金が欲しいから。それだけ。

 

前は「自己実現」とか「キャリアアップ」とか、カギカッコで括りたくなるような四角い言葉のことを考えていた。でも、去年ほとんどの時間を仕事せずに過ごして、そういうことをあまり考え(たく)なくなった。むしろ、職場という場所にいる自分がすべてになってはいけない。そう思うようになった。

 

働いていると、性格によっても気持ちの切り替えがうまくいかず、気づくと仕事のことばかり考えていることもあるものだ。とはいえ、「仕事=自分」みたいな図式が出来上がってしまうのは、絶対に違う。「好きなこと=自分」が正しい。自分が想像しきれてにないだけで、仕事というのは選ばなければ無数にある。でも、自分という人間は一人だけ。

 

だから、「働く」ということについて何か問題があると、だったら「働く」を自分の中からとことん追いやる方法はないものか? と思う。だって、気を抜くと「働く」がどんどん我が物顔で私のスペースを陣取っていくのだから、そこは断固拒否するしかない。それに挑戦して、すでに数か月が経つ。(未だにうまくできないから、こうして日記を書いているんだけど…。)

 

どうせ生きている。せっかく生きている。それなら好きなことを味わわないと損。何でもいい。好きなドラマを観る、興味のあることを調べてみる、今の気持ちをブログに書いてみる。

 

「働く」とうまく共存できなかったから、今は対岸からそれを眺めて、自分の脇に好きなものを並べたい。今はそんな時代じゃないと言われるのかもしれない。でも、ただ、もう邪魔をされたくない。それだけ。

 

今日という一日に、まず出来るだけ、好きなことを。