仕事と心のDiary

デトックスのための文章

でも、良いことをしたんじゃないの?

金曜日が終わった!日中はまだ真夏のように暑く、先日買った秋用の部屋着を取り出しては着るのをやめ、その下にしまったTシャツをひっぱり出したりする毎日。

 

昨日の地震があった直後なんて、急に気温が三度ぐらい上がったように感じた。一人暮らしをしている友人に連絡を取ったら、無事だったのでよかった。それにしてもコロナの予防接種を受けている人も多い時期だから、寝込んでいる所に地震があったりしたらきっとつらいと思う。

 

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昨日は、いい人やっている自分が急に嫌になった。「すみません」と言いながら「(なぜ私が謝らないといけないんだ?)」)、「ありがとうございます!」と言いながら(「本当は私が言われてもいいのにな…」)と考えていることも多く、言葉と内心が全然合っていなかった。

 

心が狭くなっていて、「ありがとう」「ごめんなさい」という度に自分が削られていくように感じた。コップに水が入っていて、それが溢れたから人に親切にできるとよく聞くけど、最近の自分にはそんな前提が全然ない。「なんでこんなに上から物を言ってくるんだろう」「なんであんなに自信があるんだろう」と考えることが多い。

 

一番嫌だったのは、たとえば自分が書類の間違いを見つけて、それは全体を考えたらプラスになることのはずなのに、色々とごちゃごちゃ考えて必要以上に誰かに気を遣ったりしていることだった。

 

どんな言葉で、その「正しいはずのこと」を相手に伝えようか。どう伝えたら相手は嫌な気持ちにならないか。そんなことを考える度に、こんな言葉が頭に浮かんだ。

 

「でも私、良いことをしたんじゃないの?」

「正しいことをしたのは、私じゃないの?」

 

こんな風に意地になってしまうのは、やっぱり「認められたい」「尊重されたい」思いが強くなっている時な気がする。頑張っている時、頑張りたい時、報われない時にこういうことが起きやすかった。そういう時は、人のいい面も見えづらいんだろうか。使う言葉がどんなであろうと、できることを一つずつ、やっていけばいいのだろうか。