仕事と心のDiary

デトックスのための文章

諦めるものをはっきりさせる効果

しばらくブログを書かないうちに、もう12月も半ばになってしまいました。11月ぐらいから、時間が過ぎるのが特に早く感じます。

 

「(在宅で)外に出ない日が続くのって、辛くないですか?一緒に働く人達ともランチとか行けないし。どうしてますか?」

 

今の勤め先の人にこの前そう聞かれ、その人が何だかとても真っ当な人に思えた。私から見るとその人は結構一匹狼タイプだと感じていたけれど、案外予想は外れるものだなと思った。でも、実はそういう寂しさを感じているというのは何かいいなとも思った。

 

「外に出ない日が続くのって、幸せじゃないですか?一緒に働く人達ともランチとか行けないし。どうですか?」

 

もしこう聞かれていたら、私はほっとして、笑ってしまったかもしれない。その人がもしそう言ってくれていたら、ちょっと嬉しかったなと考えたりした。

 

結局、「私、そういうの結構大丈夫なんですよね」と微妙に答えて笑ったら、その人も笑ってくれた。

 

最近本を読み、「なるほど」と思ったことがあった。やるべきことで毎日エネルギーが尽きてしまっているのなら、まず生活の中で「必ずやらなければいけないこと」を挙げ、それをやる上で「捨てるもの」をちゃんと決めるという内容。

 

たとえば生活する上で絶対やることが仕事や家事だとしたら、それはやるけど、その上でAさんからこう言われてもそこは捨てるとか、ここまでできたら何かを言われてしまっても気にしないと一旦決めておくと、エネルギーの消耗が違うということだった。

 

これをやってみたら本当にそうで、たとえば人間関係で「この人たちの輪に入れなくてもいい」と決めると不思議と安心することができた。誰かと誰かの会話に、競争の中に、この人の「ありがとう」の中に自分が入れなかったとしても、案外何も変わらない。ただきっと、どこまで自分が望むかの問題だけだ。