仕事と心のDiary

デトックスのための文章

本音

3日分ぐらいの、まとめての日記。月曜、人との打ち合わせが多くて疲れた1日だった。仕事を早めに上がった後、食欲はなかったが夕飯を無理矢理流し込み、早々に部屋で休む。

 

少し風邪のような寒気がした気がしたので、お湯に溶かすレモンの飲み物を作った。部屋の照明を落とし、TVの音を消して、映像だけを眺める。その時のMnetでは、韓国の青年が小さな女の子達のお世話をしていた。

 

隣の部屋から、歌番組の音が聴こえてきた。その歌声が妙にキンキンしているように感じられて、「歌ってる方はいいよな、好きなだけ叫んで」などと思ったりした。多分こんな日は、たとえばSuperflyが歌ってもUruが歌ってもそう感じてしまうのだろうな、と思う一方で、好む番組や音楽を取りに行くことに慣れてしまったせいか、供給されるものを受け入れることが難しくなったなとも感じた。

 

そうこうしていたら物凄くお腹が痛くなって、一度眠ったけど夜中何度も目が覚める。レモンの酸が良くなかったのか、腸というより胃の辺りから痛く、これは普通じゃないと気づく。翌日は熱もあり、何とか仕事を終わらせて早退。翌日も早退した。

 

食前スクラートと食後ビオフェルミンのサンドで、少量の食事を取り続けた。良くなってきたので食あたりだったのかもしれないが、家族と食器を分けて洗い、トイレに入る度に掃除をして、部屋の外ではマスクとアルコールジェル。そして、換気、換気、換気。自分が何の菌を持っているか分からない時というのが一番怖い。

 

こういう時は、いつも自分をぐっと持ち上げて「良い感じ」で対応していることの一切が、本当に無理、となってしまう。確認も最低限になるので、処理スピードは逆に上がっていたりする不毛さ。会話も、「面倒だから取りあえずお礼とか言っとくか」という適当モードを発令する。

 

仕事の会議で、「お休みは皆さん何される予定ですか?」と当ててくる人も面倒臭いし、お昼に2時間近くも集まる時間いらないし、仕事に支障も出てないのに、ランチのためだけに出社しませんかと言ってくる人も面倒臭い。会話は普段もできているのだし、業務で必要なこと以外、いらんのです。

 

もうこんなドライな感じなので、職場に関しては贈り物系も頂けなくて大丈夫(それを取りに行かなければいけないので遠慮したい)、送別会については、辞めるのはその人の事情でしかないから合わせなくても(私も過去に辞めた時は毎回その意識だったよ)と思う。残念だけど多分、それが自分の本質で、仕方がないのだと思う。贈り物やお誘いは、それをする側の人の事情でもある。頂いたり誘われたからといって、何でもありがたがらなければいけないものでもないと思う。

 

周りの人に、感謝していることも沢山ある。でも、日常の中で「この(仕事に関係のない)時間は何なんだろう」と思った時に、それでも頑張れる時と、頑張れない時(どうしても嫌な時)がある。その後者がここ数日だったかもしれない。辞めたくなってしまうから、あまり面倒な誘いや関係ないことを聞いてこないでくれ、と感じていた。

 

でもそうやって、広範囲の人とずっと繋がっていたい人も社会には存在するんだなと思う。私には理解できない世界だ。ずっと繋がっていたら、そちらに気を取られて業務どころではなくなってしまう。だから仕事を終えた後、たとえ少しでも自分が安心感できる人達と本音で語れたりブログや手帳に思いの丈が書けるのなら、そちらの方が心地がいい。