仕事と心のDiary

デトックスのための文章

楽しんでいる人達

人が純粋に楽しんでいる姿を見て、それがやっぱり最強だなと思う時がある。

 

その場にいることが、今この人にとって幸せで、楽しいことなんだ。それを、一人ひとりの表情を見ていて、話を聞いていて感じる。

 

自分のいる場所に何のズレもない、そこにいることを心から楽しんでいる姿。現実と思考がちゃんと合っているんだなと、そういう人達を見ていて感じる。楽しもうと努力する姿とはまた別の、元々その人の中に「楽しい!」という状態が鎮座しているような種類の感じだ。

 

かっちりと合わさったもの。溶け込む笑顔。共有する時間。寸分の狂いなく進行する会話。瞬く間に出来上がっていく、パズルのようだ。一つのピースの欠けもない、完璧なもの。それが眩しく、その魅力に気づくと同時に、どうしようもなくその落差を見つめる。同じ空気を吸ってはいても、まるで違う世界の傍観者になっているような感覚だ。

 

でも、自分の中にはない感覚を今周りにいる人達が持っていて、そこから発見が生まれていく。どちらかといえば、自分を映す鏡のような感じにも思える。

 

迷いのない人はいない、というけど、迷いのある人ばかりでもないのかもしれない。

 

努力、矯正、そういうことをいくら考えていても、元々の「好き」、興味、性格、才能にはかなわない所がある。