仕事と心のDiary

デトックスのための文章

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

別れは、軽いぐらいがちょうどいい。

なるべく軽やかに描かれる「別れ」が好きだ。綺麗過ぎるわけでもシリアス過ぎるわけでもなく、ただその後もお互い生きていくんだと感じられるような別れ。 たとえば『愛の不時着』では、身を引き裂かれるような辛い別れも、命がけで誰かを救うシーンでも、登…

大事だと思っていたものを全部捨ててしまった話。

暗すぎる話でもおめでたい話でもなく、ただただ、自分は空っぽになったと思うことがある。 今年は全部捨ててしまった。数年続けた仕事も、6年住んだあの大好きなアパートも、気乗りがしない付き合いも、資格のための勉強も。可愛いけれど足に合わないヒール…

月を買うことは、本当に「ロマン」なのだろうか。

「月があんなに美しいのは、誰のものでもないからさ」というローランドの言葉があったけど、月は既に、世界100万人以上の所有物になってしまっている。 「月に所有者はいるのか?」と疑問を抱いたアメリカ人のデニス・ホープという実業家が、自国で所有権を…