仕事と心のDiary

夜になったら色んなものを脱ぎ捨てよう。

月を買うことは、本当に「ロマン」なのだろうか。

「月があんなに美しいのは、誰のものでもないからさ」というローランドの言葉があったけど、月は既に、世界100万人以上の所有物になってしまっている。

 

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「月に所有者はいるのか?」と疑問を抱いたアメリカ人のデニス・ホープという実業家が、自国で所有権を申請し、利害関係国や機関からの反対も特になかったためにその権利を得た。彼はその後ルナ・エンバシーという会社を設立し、地球圏外不動産業として月の土地販売を始めたのだそう。

 

月は「地球から見えている表面範囲のみ」が地球での販売権の対象となっていて、1,200坪ごとに日本円にして2,700円で売られている。

 

ルナ・エンバシー社は『月憲法』というのを発行していて、それによると自分が購入した月の範囲を更に分割して他の人に販売してもいいらしい。ただし、営利目的はNGのよう。

 

これは個人の感覚でしかないが、私も結構、ローランドと同じことを思う。それがホストクラブの口説き文句でも。確かに、宇宙というのは人類が研究を重ねて少しずつ到達する対象であり、そこには利害関係やビジネスが絡むのかもしれない。その所有も、宇宙に行けない人にとっては「架空のロマン」になりうるのかもしれない。

 

だけど月には、権利とか、切り売りとか、お金とか、そういうものを何となく重ねたくないと思う。手が届かないのなら、人の欲とも無縁でいてほしい。所有の権利書などなくても、人生を終えるまで毎晩眺めてその美しさを享受できれば、それで十分幸せだ。

 

【参考サイトURL】

月の土地|ルナエンバシージャパン

月の土地の所有者は全世界で100万人以上 - 宇宙ビジネスジャーナル