仕事と心のDiary

デトックスのための文章

使われる日を待っているリップ達

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最近、口紅を塗らなくなったなと思う。

元々アイメイクよりもリップの方が好きで、アイシャドウよりもよく買っていた。肌に多少艶を足し、唇の血色を良くすれば最低限何とかなると思っている節があり、アイラインを引くのは未だに苦手。リップは以前から集めていたので、塗る機会が減って少し寂しく感じる。

 

写真はおもにここ数年で集めたもので、左から時計回りに、

 

それぞれの色味は、このような感じ。

 

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Koh Gen Doのベージュは、見た目は割としっかりしたベージュだけど、実際に塗ると何も塗っていないような質感で、割とマット。色味を足すというよりは色味を失くす方に近く、コンシーラーのような感じ。この色味は口紅としてはあまり使えなかったけど、合成色素・石油系鉱物油・パラベン不使用なのは安心感がある。

 

ETVOSのグロスはかなり好きで、よく使っていたもの。「美容液プランパー」と言われているぐらいなので唇が潤い、せっけんで落とせるのも魅力的。他の口紅に重ねて使ってもいいし、単品だと写真ほどきつい色味にならず、ほんのりローズ系のピンクになります。薄づきで、艶もほんのりとちょうどいい。

 

マキアージュの三本は、三本も買っておきながら言うことではないのだが、実はあまり好きではない商品。グロス感が強く柔らかいので、夏にバッグの中で溶け気味になっていたことも。色味自体は綺麗で、一番左RS377がオフィス色という感じのピンクベージュ。通勤などにも使いやすい。RS329は薄めのピンク系で、薄いメイクの時にも合うような青み系の色。RD430は、完全に衝動買いしてしまった一本で、見た目ほどの発色ではなく時間が経つと多少馴染んでくるんだけど、発色がどうにも好きになれなかった。

このドラマティックルージュが発売された二年ほど前はオイルインの化粧品が流行っており、マキアージュもその走りだった気がする。これもかなりオイルが入っていて、唇にスティックをつけて2秒も経つと、ジュワっとなる。

 

菜々緒にしか似合わないと分かっていながら、色味の綺麗さに惹かれて買ってしまったのが次のコフレドール。写真には上手に映らなかったけど、レッド系に近い濃いピンク。実際に塗ると結構馴染んでくれるけど、そこから滲み出るマッド寄りのピンクはやっぱりどこか冒険的。

 

赤リップは難しいと分かっているのに、惹かれてよくチャレンジしていたのがこのCHANELボルドー系。そこまでマッドではないけど、リップブラシで塗ると逆に輪郭や色がしっかりしてしまって浮いてしまうので、直塗りして指でぼかしていた。赤リップを自然に使いこなせる人には本当に憧れてしまう。

 

そして最後のDiorは、まだあまり使ったことがないけどフォーマルな感じ。人から免税店のお土産か何かでいただいたもの。THE・口紅!という感じの、ローズレッド。

 

肌の質感と合わせれば、口紅一本でまったく印象を変えられるのが楽しい。そんな風に楽しみを持って外に出掛けていた日々が懐かしく感じます。