仕事と心のDiary

デトックスのための文章

頑張ってだめならまた振り出しに戻るだけ

年越しは近場へ旅行に出かけていたんだけど、震災や事故などもあってお正月気分にはなれなかった。家に帰る日に突然高熱が出て、年末も遅くまで働いてたから疲れが出たんでしょう、と友人には言われた。

 

簡単に新年の挨拶が言えない中で、自分の言動を後から「あんなこと言わなければよかった」と感じることも多い仕事始めだ。月初の業務量の多さもあっていつもよりも気疲れしていたせいか、連休初日は寝ていることしかできなかった。

 

自分の過去の言動をいつまでも思い出して一人反省会してしまうことを、文字通り「ぐるぐる思考(反芻思考)」と呼ぶそうだ。それによって苦しい時は、「この反省を次に活かそう」と決めるか、あるいはまったく違うことをする、反芻してしまう対象(人や場所)から物理的に離れる、などが良いらしい。

 

今まで良い人だと思っていた人が、実は無理なタイプだと気づいてしまったこともストレスになっている。その人はある時、私の心の塀を越えて「向こう側の人」になった。嫌だなこの人、と思ったら、その人との間に太い、ふっとーい線を一本静かに引いておく。自分さえ認められればそれでいいのですか、と、その人に問いたくなる瞬間が今までに幾度かあった。ただ、それがその人の生き方であり人間性なのだろうから、私には関係がない。ただ、好きじゃないというだけ。

 

「~べき」で自然に物事を考えてしまっていることも多いけれど、好き嫌いで捉えるのも時には良いものだ。「この人、嫌い~!無理~!」と思いながら、メッセージには絵文字とかつけて適当にやり過ごしましょう。

 

今週末には一旦忙しさからは解放されるはずなので、今月もやっとかという思いで週末を待ち望む。会議も嫌だし、チームワークも嫌。いつか昇進したいわけでもなく、実現したい仕事の目標があるわけでもなく、興味も特にない。最近は健診で良くない所が見つかったので、ただできるだけその進行を遅らせられるように、ストレスを溜めず夜はゆっくり休めたらそれが幸せ。頑張ってだめならまた振り出しに戻るだけだと思える、それだけが救い。ほころびが一つ見つかると、そこから自分の生き方をまた考えてしまう。