仕事と心のDiary

デトックスのための文章

呼吸を整える「瞑想」のすすめ

今月は、今年の目標について夜眠る前に日々考えてきた。多分、普通は年が明ける前に今年はあれやろう、これやろうと計画を立てるものだと思うが、いつも「目標を持とう」と思ううちに日々のことに追われて年末が過ぎ、1月が過ぎ、そのまま年末を迎えるのが常だ。だから今年は目標を立て、月ごとに振り返ることを決めた。

 

 

サウナはないけれど、「ととのい」がある日々を目指して

先日も自宅から場所を変え、新たな気持ちで丸1日とって真剣に目標を考えてみたのだが、食事をしながらまず思い浮かんだのは「ご飯を食べられる自分でいること」だった。

 

これっておそらく普通は最低限な内容だと思うのだが、これを思いついた日が土曜日だったこともあり、明日も休みだという安心感からきちんとした量の食事を摂れていると気づき、この目標が生まれた。気持ちの安定は食欲と直結し、食べる物が体を巡って気持ちの安定を作る。

 

何をするにも、心が先。最近ひすいこたろうさん(『あした死ぬかもよ?』の著者で、瞑想や『名言セラピー』という動画配信をされている)の作品を目にする機会があり、その中でこの言葉を目にした時、目標はこれだと思った。何をするにも、どんな気持ちでそれをするかが大切だと、ひすいさんは言う。私のように、気づくと人のことに意識が移り、自分の健康状態が置き去りのまま「ぐるぐる思考」で一日を終えているというような方がいたら、「何事もまず自分の心だよ」と教えてくれるひすいさんの動画はおすすめだ(たまにお金の話の動画もあり、私は心の関連しか観ていないのだけど)。

 

私の場合、夜眠る前や朝に目が覚めた時、パッと嫌なことが思い浮かぶというのが日常のサイクルになってしまっていた。これだけ同じことを忠実に毎日繰り返しているのだから、脳ってとても優秀だ。潜在意識が今までマイナスなもので埋め尽くされていたということなのだと思うが、潜在意識を変える方法というのがあるらしい。それにはまず、自分にかける言葉をかけること。その上でも、このあと挙げる「瞑想」は効果がありそうだ。

 

今年の目標は、「心(脳)を整える」に決まった。日々勉強あるのみ。

 

足を踏み入れた「瞑想」の世界

ひすいさんの作品に出会う少し前から、瞑想には興味を持っていた。瞑想と聞くとなんだか宗教じみていると思う方もいるだろうし、集中できる気がしない、または忙しくてそんな時間は取れないという方もいるかもしれない。私もそんな感覚を持っていたのだが、その日にあった嫌なことや不安ばかりをなぜか反芻して眠る前に自分を責めることが続いていた時、ふと瞑想を試したら、眠れることが多くなった。

 

外側に向いていた意識を、内側に向けさせるというのはなかなか難しい。でも、そこでとても大切だと感じたのが「深い呼吸をすること」と「呼吸に意識を向けること」。それまでは、マインドフルネスって何? だったけれど、実際に呼吸を意識することで自分の体に自然と集中し、他人の心でもなく未来でもない「いま、ここ」にいる自分自身を感じられていることに気づいた。

 

おすすめの瞑想動画

瞑想に使える動画はYou Tubeなどで結構出ていて、探すのも楽しい。最近よくかけているのは『ココイマ』や『Soul Healing Chiho』、『メディテラス』というYou Tuberさんの動画で、呼吸を整えるのと合わせ、体で無意識に力が入ってしまっている箇所をほぐすような誘導もあり、自然とリラックスできる。

 

『ココイマ』さんの動画

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『Soul Healing Chiho』さんの動画

youtu.be

 

『メディテラス 〜マインドフルネス瞑想ガイド〜』さんの動画

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言葉の誘導がなく、曲だけでリラックスしたいという場合は『Moments of Worship』というYou Tuberさんの動画もおすすめだ。

 

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さいごに

瞑想を取り入れてまだ少ししか経っていないけれど、眠る前を含め一日に何度か呼吸を意識するだけで、ストレスを感じている時にどれだけ呼吸が浅くなっているか、それによりどれだけ体の中の細胞が元気をなくしているかに気づくようになった。呼吸が安定すると体の状態もよくなり、心も落ち着く。

 

日常に色んなことが起きるのは自分では止めようがないけれど、人のことにばかり意識が向いていることに気づいた時や、自分の行いをなぜだか反芻してしまう時は、呼吸や体の状態への意識を日々積み重ねて心を癒し、整えていく。今までふわっとやっていた「心を癒す」ことを心を入れて取り組んでいくのが、今年の目標の一つだ。