仕事と心のDiary

デトックスのための文章

優しい音色を聴きながら思い出すこと

疲れた日は、行きつけの大好きなお店でお酢とポッサムたっぷりのから~いユッケジャン麺を食べて元気をつけるのが日課。だけど、お腹がすいているのにその日課すらも面倒に思える時、「自分は本当に疲れているんだな」と気づく。

 

そんな、正真正銘のお疲れ営業終了モードに陥った時は、お風呂にぬるめのお湯をためて白いにごり湯の入浴剤を入れ、『聞くだけで自律神経が整うCD』を、ほんの微かに、だけど確実にゆったりできる音量で流しながら、ゆったり浸かります。

 

 

今気づいたけどこのCDのタイトル、「聴く」じゃなくて「聞く」なのね。私にとっては「聴く」のニュアンスなんだけどな。

 

この音色を耳にすると、小さい頃によく通った地元の小さな病院の待合室を思い出す。オルゴールのような優しいメロディを聴いていると、風邪を引くのも悪くないとよく思ったものです。子供だった頃の、ほんのりと、でも確実に私の中に根づいている宝物みたいな思い出。

 

子供の頃、風邪を引いた時は、当時使っていた大きめの”ウォークマン”ごと布団にもぐりこみ、安室奈美恵さんの『愛してマスカット』を聴きながら『ママレードボーイ』を読むのが、私の大好きな過ごし方だった。家に居られるから、風邪を引くのは好きだった。

 

愛してマスカット

愛してマスカット

  • SUPER MONKEY'S 4
  • J-Pop
  • ¥255

 

友達の家に行ったり外で遊んだりするのも好きだったけれど、やっぱり一番好きなのは、発売日に本屋に行って買った『りぼん』を家のベッドでお菓子片手に読みふける時間だった。あれが自分の本質だったと思う。

 

本質って、大人になってもあまり変わらないものなのかもしれない。