仕事と心のDiary

デトックスのための文章

AIやロボットが仕事を代わってくれるのなら。

最近ショックだったことは、「あなたのご希望の職種は、コロナというよりもAIに替わっている傾向があり、求人数が少ないです」と言われたことだ。AIって、一般人にとっては味方なのか、ライバルなのか。もし後者だとしたら、鬼舞辻無惨並みの強敵だと思います。

 

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もちろん、医療や教育、介護の現場でAIやロボットが活躍していることは理解している。

 

けれどこうした背景もあり、もともとテクノロジーに疎い自分には💥人間 VS AI💥のような構図になってしまうことがある。AIが私達の仕事をやるのなら、ベーシックインカムを導入してくれないだろうか。賛否両論はあるし、保障も財源も先が見えない今の日本では、実際には厳しいだろうけど。

 

AIやRPA(ロボット)が今後活躍していくのであれば、人間の仕事はおそらくその管理になっていく。人工知能だってずっと現状維持なわけではなく、未来に向けて今以上に進化していくはず。であればその管理自体も、どうやってもだんだんと減っていくのではないか。

 

もし人間がやっている作業的なことをAIが担い、人にはベーシックインカムとして例えば毎月7万円(竹中平蔵さんは、この金額であれば大きな財政負担にはならないと回答していたよう)が支給されたとしたら、今まで人間が機械的な作業に費やしていた時間を新たな体験や学習機会に回すこともでき、人間側の知能・情緒レベルが長い目で見て上がっていくかもしれない。

 

「7万円では生活できない」という風に、7万円で生活のすべてを最初から担おうとするのではなく、足りない資金を少し余裕を持って必要な活動に使い、稼ぐ手段にしていける余地が生まれるということなのではないか(「支給などしたら人がまったく働かなくなる」という議論もあるけど、そもそもこの金額で完全なプータローになるのは実際厳しい気がする)。

 

実際、AIが得意とする作業領域でご飯を食べている人は世の中に多いと思うし、AIが前進した結果、人の働く場所が減少し、貧困を招くのでは本末転倒だと感じることもある。ましてやだんだんと体力が落ちていく高齢化社会で、資本主義が続くのであればなおさら、人間の生活基盤を確保する方法を見つけていく必要があるのだろうと思う。