仕事と心のDiary

デトックスのための文章

忘れてないよね?

やっと金曜日。月末月初を乗り越えた。先月は咽頭炎で熱を出し、数秒前にやったことが思い出せない日と、人に優しくできない日もあった。「あなたがたは何をおっしゃってるの?」と素朴に尋ねたくなる依頼も月末に集中した。月末になると冬眠から目覚めたように突然動き出す人が多いのはなぜなのか、小一時間問いたい。

 

まだ夏だと思っていたらいつの間にか風は冷たくなっていて、やりたいことは予定していた半分もできなかった。でも、優先したいことははっきりしている。やっぱり時間が何より大切だと感じた。

 

仕事は6割のエネルギーと、人に迷惑かけない程度の責任で。1000%で燃えてる人がいても合わせない。これは自分が生きていくための、過去から編みだした鉄則みたいなもの。

 

忙しいときは、一旦我に返って自分に尋ねる。「今どこにいるか、分かってる?」と。

 

これがすべてじゃないよ!!!

 

と、自分を引っ張り戻す。毎日寝ていることしかできなくなった過去の自分も連れてきて、「忘れてないよね?」と、自分の後ろ姿を想像する。

 

最悪いつ仕事がなくなっても、きっと何とかなる。悪夢だったあの頃の経験が、結果的に今の自分を支えてくれているような気もする。