仕事と心のDiary

デトックスのための文章

書籍・映画・ブログレビュー

ライフでもライスでも。自分の働きがどこでどう役に立っているかは、意外と分からないものなのかもしれない。

”仕事はほっとできるひととき”―。この感覚は自分にはないものでしたが、世の中には働くことをそんな風に捉えている人もいるんだなと感じて、月並みですがカルチャーショックを受けたような気持ちになりました。 長く、静かに、情熱を踊りにささげて。仕事は…

カズレーザーさんの稀有な魅力を今更分析してみる。

カズレーザーさんに、2ch創設者のひろゆきさんやphaさんと似たとてつもなさを感じることがあります。フレディ・マーキュリーが「Mama, just killed a man」と歌いだした時に何の違和感もなかったような、どんな突飛さも自分のものにしてしまう特異性もある…

たまには言い訳したっていいし、逃げてもいい。King Gnuの『白日』は現実でも。

たまに自分が持っているすべてをリセットしたくなってしまうことがあって、それが今までの環境や人間関係の変化に繋がっていたなと思うんだけど、そんな私にある時、King Gnuがipod(第2世代。古…)越しにこう歌ったのです。 真っ新に生まれ変わって人生一か…

感情を出せる場所を持つこと。

音楽と共に、人の人生を垣間見れる番組があります。 NHKでよくやっている『駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」という番組です。BS1だと深夜によくやっています。 www.nhk.jp 様々な国の駅や空港などにピアノとカメラを設置して、通りすがりの人が演奏するの…

嫌なこと最小限、好きなこと最大限。

お金と時間ってどちらも確かに必要だけど、どちらがより大切かと言われたら、時間かなと感じます。 お金は無くなったらまたどうにかして稼げばいいんだけど、時間はそういうわけにはいかないですもんね。総量が増えることはないのだし。 寝る前のラジオが好…

人と同じじゃなくても、落ち込むことない。

少数派だから自分は普通じゃないんだとか、人と違うから自分は駄目だなんて、いつの間に考えるようになったんだろう。ただ純粋に、違いがそこにあるだけなのに。 「普通がいい」という病 (講談社現代新書) 泉谷閑示先生の書籍を買ったら、店員さんが付けてく…

連絡って、無理してするものじゃないよ。

連絡って、思うように返せなかったりもするものですが、そういう時期があっても別に仕方ないし、それでいいんだろうなと最近感じます。 『繊細さんの本』やHSPで有名な武田友紀さんが、2年間の休職を経て当時どのように変わっていかれたのか、本では少し読ん…

なんでこんなに自分を置いてけぼりにしていたのか

「自分で自分の体の感覚が分からないぐらい、外側に意識が向いている」ということが以前よくありました。 やらないといけないことや、人の顔色、場の雰囲気、時間にとにかく意識が向いていて、自分の内側で起きていること(感情、体調の変化)に気づかない。…

『私の家政婦ナギサさん』メイにもお暇ください。

最近始まったドラマ『私の家政夫ナギサさん』で、主人公・メイが仕事で徹夜して頑張った企画書を取引先に目すら通してもらえず、帰宅して床に倒れ込みながら、「私には仕事しかないのに…」とひたすら脱力するシーンがありました。 www.tbs.co.jp 親や周りか…

常識の枠を外したことのある人が見ている景色が知りたい

「怖いと思ってることをあえてやる」というのが、今までは信じられませんでした。でも、なぜだか自分が自然と惹かれる人に「怖いと思っていることをやってみた」という人が多かったので、それも学びなのかなと思いながら今に至ります。 本当に色んな心理カウ…

とっても良い本『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』

すべきことをこなすうちに自分のことがよく分からなくなってしまったとか、どんな道に進むのが本当の望みなのか分からない方、いま何かの転換期を迎えているような方におすすめだなと思う書籍があり、ご紹介したいと思います。 八木仁平さんという方の、『世…

自分の敵はいつも自分だ

今日は、いつか来るオンライン面談などに備えて部屋を整理した。デスクと椅子の算段をしただけで、気持ちが少しだけすっきりした。 それにしても、月曜の憂鬱って、働いていてもいなくても心のどこかにあるものなんだな。 求人も見てはいるんだけど、働くこ…

退職後3ヶ月で見えてきたこと

つい3か月前までは仕事のことで疲弊しきっていた自分だけど、最近になって少しずつ和らいできた気がします。 運動が苦手で、働いていた時は土日すら運動せずに家でストレスに向き合うばかりだったのが、朝早く起きてウォーキングをしながら花や木々を眺める…

人間関係の悩みは「投影」で解決できるのかもしれない

他人の言動で気になってしまうことって、実は自分が「自分に対して」直したい、ここがダメだと感じている部分なのだそうです。それを心理学用語では「投影」と呼ぶらしい。 心理カウンセラーの・根本裕幸さんのブログに書かれていたことなのですが、過去の苦…

HSPが働きやすい職場環境って?

今日は早朝から、家の周りを散歩しました。陽射しも暖かく、緑が多く花もたくさん咲いているような環境なので気持ち良かったです。 今日はまたHSPが働くことについてのブログを読みましたので、それを書きたいと思います。 日本で初めてエレイン・アーロン博…

HSPプロデューサー・皆川公美子さんのブログに気づきをもらいました

無職になって少し経ち、「気になることだけを追う」「何もしない時間を持ってみる」という実験をしている所ですが、自分の価値観が少しずつ更新されていっている気がします。まだまだ落ち込んだり焦ったりしてしまう事もありますが、心の土台を作っている感…

本田晃一さん『毎日を好きなことだけで埋めていく』を読んで

なんだか蒸し暑いような涼しいような不思議な天気が続いていますね。体調もまずまず。ゆっくり読もうと思い、以前買っておいた本田晃一さんの本を読んだので、レビューを少し。 毎日を好きなことだけで埋めていく (単行本) 全体的に良い本だったのですが、中…

鞭打たれないと生きた心地がしない人になっている?

配信でドラマを観るのが好きで、今月にかけても『THIS IS US 36歳、これから』というアメリカの作品をシーズン3まで一気見した所です。(ちなみに、シーズン2まではAmazonプライムで観られるのですが、3はU-NEXTの無料会員期間で観たほうがお安そうだった…

phaさんから学んだ、思い込みをなくすということ

長年の間にこさえた固定観念から自由になりたいと願う毎日なのですが、京大卒・元ニートとして有名なブロガー・作家phaさんのこんな記事を見つけました。 kaigo.homes.co.jp 最初に彼の存在を知ったのは、今から5~6年ほど前だったと思います。当時は「ニー…

グザヴィエ・ドランには絶望を描き続けてほしいという願い

なんだか静かな映画が観たくて、そしてフランス語が聞きたくて、配信でフランス映画を探しました。 グザヴィエ・ドランに関しては、今まで1本しか映画を観たことがありませんでした。2016年頃に公開された『たかが世界の終わり』で、ギャスパー・ウリエル演…

『HSP』武田友紀さんの本に救われた話

世の中には自己啓発本があふれているけれど、そのほとんどが一度読めばあとは本棚にしまわれるのではないだろうか。本当に自分の人生に取り入れたいと思える書籍というのは、そうあるものではないような気がします。 どんな本を読んでも、「でもこれは、きっ…